禁煙治療
2022年3月時点でチャンピックスの安全性が確認されるまで、現在禁煙治療は中止中です。
禁煙治療が保険適用になり、喫煙は単に習慣や嗜好でなく、ニコチン依存症という病気としてとらえます。
1.どんな治療をするの?
治療前に問診・診療し、保険適用できるか条件の確認をします。
初回受診後、2週間後、4週間後、8週間後、12週間後の計5回診察、処方を行います。
2.費用はいくらかかるの?
診療所には2~3ヶ月で3割負担の方で約6000円
薬局には3割負担の方ではり薬7000円(2ヶ月)または飲み薬1万3000円(3ヶ月)
3.禁煙の薬ってどんなくすり?
ニコチンパッチ:ニコチンをタバコの替わりに皮膚から吸収させる貼り薬です。1日1枚皮膚に貼り、離脱症状を抑えます。大きいサイズから小さいサイズに2ヶ月かけて3段階で減らします。(中、小サイズは薬局で処方箋なしで購入できますが、大きいサイズは医療用のみです)
チャンピックス:ニコチンを含まない飲み薬で、禁煙時の離脱症状だけでなく、喫煙による満足感を減らします。12週間服用します。医療用です。
ニコチンガム:薬局薬店で購入します。タバコを吸いたくなったときに、1回1個かみます。徐々に使用個数を減らしていきます。
現在は内服薬(チャンピックス)が主流です。
4.保険で治療できる条件は?
タバコを1日20本10年以上、または1日40本5年以上、または1日10本20年以上吸っている方
タバコを止めたいと思っており、治療に同意される方
アンケートでニコチン依存度の高い方